エクスプローラーⅡ

ExplorerⅡ

エクスプローラーⅠの発展型となるエクスプローラーⅡは洞窟探検用とされ、デイト表示やリューズガードさらには24時間針を装備し、さらなるプロ仕様に仕上げられている。

エクスプローラーⅡ

エクスプローラーⅡの魅力

エクスプローラーⅠに24時間時計と日付表示が付加された

冒険者をイメージして開発されたエクスプローラーのコンセプトをより一層明確な形にしたのが、1972年に誕生したエクスプローラーⅡだ。

エクスプローラーⅠの場合は、シンプルな時計機能だけだったが、Ⅱはそこに24時間針と日付表示を付加させた。たとえば、極点など磁力の影響でコンパスが使えない地域では、この24時間針が唯一のコンパス代わりとなる。

テコ入れのために誕生したエクスプローラーⅡ

エクスプローラーⅡが発表されたのは1972年である。エクスプローラーⅠが誕生してから実に19年後のことだが、なぜこのタイミングで登場したのかというと、エクスプローラーⅠの人気に陰りが出てきたためだといわれている。

一応探検家を想定していることからエクスプローラーⅡと名付けられてはいるが、一般的な探検家向けを想定していたIに対して、更に特化して洞窟探検家向けに限定して開発され、デザインや機能に特徴をもたせているのはそのためだ。

しかし、これが見事に当たり、エクスプローラーⅡだけでなくIにも注目が集まり、人気が回復したといわれる。

エクスプローラーⅡの機能について

洞窟といえば太陽の光がほとんど届かないことから、長時間いると、現在時刻が昼なのか夜なのかを判断することが難しくなる。

そこで、それを容易に確認できるようにと装備されたのが、24時間表示ベゼルと24時間針というわけだ。そのため、当然デザインも見た目もエクスプローラーⅠとはまったくの別ものになっている。しかも、ファーストモデルはいま以上に個性的すぎるぐらい、ロレックスらしからぬデザインだった。

デザインの変遷

今のデザインに落ち着いたのは1987年に登場した2代目のRef.16550からで、アイボリーがかった文字盤を採用。しかしわずか2年で生産終了したこともあって、レアモノとしていまではコレクターズアイテムになっている。

Ref.16550

また、このモデルから短針を単独で動かすことが可能となったため、GMTマスターと同様に、第2時間帯を表示することができるようになり、実用機能の多さも魅力のひとつに加わった。

その後登場したRef.16570からは白文字盤のほかに黒文字盤もラインナップ。20年以上という超ロングセラーモデルとして君臨した。そして2011年に、満を持してリニューアル登場を果たしたのが現行のRef.216570というわけである。

現行モデルRef.216570

現行は20年ぶりということもあってか、あらゆる部分に改良が加えられている。まずムーブメントだが、GMTマスターⅡと同じものかと思われたが、単独のCal.3187が与えられている。

これはパラクロムヒゲゼンマイに加えて、独自の耐震機構であるパラフレックスショック・アブソーバも装備するなど、探検家にふさわしいスペックに強化されている。

ケースサイズは2ミリアップの42ミリ。これは、スポーツロレックスのなかでは大きい部類に入るサイズだ。そして注目したいのは24時間針のデザインだ。

矢印をかたどった大振りなものに変更され、しかもオレンジを採用するなど、ファーストモデルを彷彿とさせるデザインが評価されている。

エクスプローラーⅡ基本スペック

タイプ スポーツモデル
ムーブメント 自動巻き
防水 100m防水
ケース経 42mm
素材 ステンレススチール
ダイヤル 黒・白
ブレスタイプ オイスターブレス
風防 サファイヤクリスタルガラス
振動数 28800振動
価格帯 \831,600
愛用者 草彅剛・小泉孝太郎・三浦大輔・川崎麻世・ウド鈴木・矢作兼(Ref.16570)

現行モデル

エクスプローラーⅡ Ref.216570

モデル Ref.216570
ダイヤル 黒・白
ケース素材 ステンレススチール
ブレス素材 ステンレススチール
ベゼル 24Hベゼル
ケース径 42mm
ケース厚 12.5mm
重量 160g
製造期間 2011年~
定価 ¥831,600

 

旧モデル

Ref.1655

派手な表情が人目を引く初代モデル

エクスプローラーⅠの発展型として1970年代前半に登場。GMT機能はないが、昼夜の区別が一目で分かる24時間計が装備されているのが特徴だ。ごく初期のモデルには、秒針先にドットが付いていないモデルも存在した。

Ref.16550

GMT機能を搭載したセカンドモデル

1988年頃に登場。ベンツ針の短針が採用されるなど、初代とはデザインも一変し、この時期だけアイボリー文字盤が製造された。また、ムーブメントもCal.1570からCal.3085に変更され、単独で短針が動かせるようになった。

Ref.16570

Wブリッジの高性能ムーブCal.3185を搭載

1991年に登場したモデル。ムーブメントが、GMTマスター2と同じCal.3185へと変更になった。ただしエクスプローラーⅡの場合は、ベゼルは回転しない。黒文字盤と白文字盤の2種類がラインアップされている。

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